オスカーの女神たち! VOGUEが選ぶ2024年ベストドレッサー
アカデミー賞授賞式は、映画の祭典であると同時に、レッドカーペットでのファッションの戦場でもあります。一流ブランドのオートクチュールを纏った女優たちは、まさに女神のように輝きを放ちます。
今年、VOGUE編集部が注目したのは、女優たちの個性とドレスの調和、そしてレッドカーペットの歴史に残るような、独創的な美しさでした。
1. アニャ・テイラー・ジョイ (ディオール):海の女神の化身
「アニャ・テイラー・ジョイとレッドカーペットは、運命の出会いと言えるでしょう。ディオール オートクチュールを纏った今回のドレスは、まさに人魚が纏うラグジュアリーそのものです。全体に施されたビーズ刺繍、波のような曲線を描く裾はボッティチェリの『ヴィーナス誕生』を彷彿させます。ティファニー&Co.のジュエリーもまた、海洋生物をモチーフとし、ドレスとの完璧なハーモニーを作り出しています。エレガントでありながら大胆不敵、そしてファンタジーの要素も織り交ぜた、まさにテイラー・ジョイならではの魅力が光るドレスです。」(Gladys Lai、デジタルファッション特集ライター)
2. ゼンデイヤ (アルマーニ プリヴェ):大人びたエレガンスの誕生
「今年のゼンデイヤは、これまでのオスカーとは違う、大人びたエレガンスを纏っています。ゴージャスなベルベットと装飾が施されたワンショルダーのドレスは、まさに彼女のためにあるかのような美しさです。」(Arquette Cooke、副アートディレクター)
3. キャリー・マリガン (バレンシアガ):モナクロームの究極体
「息をのむほど美しい! このドレスは、私にとって歴代最高のオスカーコーデの一つになるかもしれません。彫刻のようなシルエット、細かいディテール、スタイリング、そしてキャリー・マリガンが纏うと一層気品が漂います。100点満点中100点です。」(Mahalia Chang、デジタルコンテンツ責任者)
VOGUEが選ぶその他のベストドレッサー
- グレタ・リー (ロエベ):黒と白のコントラストが印象的なドレスは、シンプルでありながら強い存在感を放ちます。
- サンドラ・ヒュラー (アナトミー・オブ・ア・フォール):ドラマチックなボリューム感と色使いが、レッドカーペットに華を添えます。
編集長のコメント
「女優たちはレッドカーペットという舞台で、ファッションを通じて自分らしさを表現します。 今年のオスカーでは、独創性とエレガンスが見事に調和した、忘れられないようなドレスがたくさんありました。VOGUEは、これからも女優たちのレッドカーペットでの活躍を追い続け、読者の皆様にお届けしていきます。」(Alice Birrell、ファッション特集ディレクター)